理事長所信（あいさつ）

一般社団法人羽生青年会議所　201９年度 理事長所信

一般社団法人羽生青年会議所　第3９代 理事長　島田　祐治

　　　　　　　　　　　　　　　　　団結
　　　　　　　　　　　　　～輝かしい未来へ～

 所信

一般社団法人 羽生青年会議所
理事長　島田　祐治

【はじめに】
　羽生青年会議所は英知と、勇気と情熱を持って、明るい豊かな社会、住み良い 地域社会づくりを目指す団体である一方この地域の青年経済人が多く集まる団体です。「明るい豊かな社会」を実現させるためには、まずは私たちメンバーが「明るく豊かでなければならない」と考えます。なぜならば、メンバーの家庭環境や仕事環境の充実なくして、生き生きと協和する確かな時代は築きあげられないからです。しかし、激動の中にある現代社会では、メンバーの環境が常に一定に保たれることは難しいでしょう。我々は同じ目標を持った仲間であり同志です。青年会議所の活動を行うことによって、メンバーの家庭や仕事環境が良くなることが必要で、そのためには、皆で切磋琢磨し、励まし合い、皆で悩み、皆で解決することでメンバー同士の友情が深まり、結果として、メンバーが成長していくことが、現代社会を生き抜いていくために、必要不可欠であると考えています。
　羽生青年会議所を支えている個人の修練、社会への奉仕、世界の仲間との友情 の三信条を、さらに強固たるものすることができれば、私たちの街や社会のより良い環境づくりに向けて、さらなる団結と、運動を加速度的に前進することができると私は確信しております。

【組織と発信のあり方】
　今の羽生青年会議所は、在籍年数が短いメンバーが多いため、経験値が低く、知識も浅いメンバーが大半を占めているのが現状です。経験値は役職を重ねることで得られますが、青年会議所にはその一方で知識を伝達し共有する事ができる環境があります。先輩諸兄姉が長い年月をかけて守り抜いてきた伝統ある組織をしっかり引継ぎ、そして進化していくことが私たちの急務であると考えます。
　私たち羽生青年会議所は、年間で様々な活動を行っております。しかしながら、羽生青年会議所の活動が、限られた地域の皆様や関係諸団体にしか認知されていないということが今日までの現状であり、同時に変えていかなければいけない課題であると私は考えます。我々メンバーが、切磋琢磨し様々な活動をしていても、対外に周知できていなければただの自己満足をしている団体になってしまいます。この情報社会の中でいかに対外に発信できるかが、今後の羽生青年会議所にとって重要であると考えます。
　私は、羽生青年会議所の組織運営の基盤をしっかり見つめ直し、メンバー全員で組織を理解し、時代遅れのＳＮＳ対策を打開し、確かな情報社会を生き抜くため、これまでにない強固たる組織を構築することをここに誓います。

【拡大と交流のあり方】
　２０１９年度は、スタート時点で羽生青年会議所は総勢２０名と過去に振り返 ってもかなり少人数のＬＯＭになってしまいました。この地域や羽生青年会議所の為に同志を集め、青年会議所のメンバー拡大する事は最重要課題であると考え、その為にはメンバーにより多くの交流・成長・発展の機会を提供し、若き能動的市民のグローバルネットワークとなるべく、羽生青年会議所をより質が高く、
広いつながりを持ち、機動的に行動できる組織へと進化させる必要があります。それを全員で挑戦する事で、私たちは地域で最も積極的に挑戦して成長を遂げ、地域を動かし魅力あふれる団体になる事を創造しパワーをつけて参ります。交流・成長・発展の機会を与えることを使命とする青年会議所にとって、羽生青年会議所のメンバーを増やすことは、その使命を達成するための最もよい方法です。限られた環境の中で成長が止まっている若者は、青年会議所のメンバーとなることで、素晴らしい仲間と成長の機会を得ることができます。羽生青年会議所は、メンバーを動機付け、より多くの仲間を作り、機動的に決定する会議を通して挑戦をする機会を作り出すことでメンバーを成長させ、さらに団結した力ある青年を増やします。メンバー拡大を本年の最重要事項として私が率先して行動するのはもちろんのこと、多くの先輩諸兄姉、関係者の皆様方にもご指導・ご協力を仰ぎつつ、全メンバーを巻き込んでの会員拡大に全力で邁進することをここに誓います。

【地域との連携】
　少子高齢化によって日本の各地域が今後急激に変わっていくことが予想される中で、希望を持って未来を描く青年会議所の事業はこの地域をリードし活性化する事ができる可能性があります。しかし、今の青年会議所とパートナーとなり得るこの地域の行政や団体や個人とのつながりが常に足並みが揃っていなければならない中で、しっかりと足並みがそろったパートナーシップを構築することが重要だと考えます。青年会議所の力だけでは、地域を変えることは容易ではありません。地域の中で影響力を持つ組織との連携なしには、この地域に長期的な変革を起こすことはできないのです。羽生青年会議所は長期的目的を共有できるこの地域の行政や団体や個人の皆様と対話を進めて信頼関係を醸成し、時に共に行動することで、各分野とのつながりを強め、地域の青年会議所だけでは築くことのできないネットワークを築き、この地域を活性する為に今までにない事業をまずは羽生青年会議所メンバーが一致団結し展開して参ります。

【おわりに】
　メンバー一人ひとりが真に地域に必要とされる人財へ成長することが私たちの使命です。互いに切磋琢磨し、失敗成功の経験を繰り返しながらも、 確固たる決意を持って能動的に活動的に活動することで、未来を切り開く高い志を持った同志が、羽生を「明るい豊かな社会」へと導きます。地域から信頼され、必要とされる団体であり続けため、創始の想いを受け継ぎ、馳せる思いを心に刻み、羽生青年会議所一致団結し、自身の住まうまちが輝かしい未来となるよう、一年間全力で邁進致します。